パキスタン総選挙が投票 元首相派優勢も過半数困難

 【共同】パキスタン下院(定数342、任期5年)の投票が11日午前、始まる。ナワズ・シャリフ元首相率いる野党第1党パキスタン・イスラム教徒連盟シャリフ派=PML(N)=が優勢だが、単独での過半数獲得は難しい見通し。野党が勝利すれば米国の対テロ政策への協調路線が転換することもあり得る。

 選挙に反対するイスラム武装勢力などによる選挙関係者への襲撃やテロが相次いでおり、軍は全土で約7万人の兵士を配置、厳戒態勢を取った。

 世論調査や地元報道によると、シャリフ氏には経済立て直しを期待する声が強い。与党第1党パキスタン人民党(PPP)は、前共同総裁のザルダリ大統領らに対する汚職疑惑への批判が強く、勢いがない。与党候補を狙ってイスラム武装勢力「パキスタンのタリバン運動(TTP)」がテロを繰り返し、大規模な選挙集会を開けなかったことも影響した。

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