7月末までに実質合意を WTO交渉で危機感表明

 【共同】崩壊の危機にある世界貿易機関(WTO)新多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド)の非公式閣僚会合が30日、パリで開かれ、7月末までに一部分野で実質合意を目指すとの認識を共有した。12月にインドネシア・バリ島で開かれる公式閣僚会議に向け、出席した20カ国・地域は危機感を表明した。

 ドーハ・ラウンドでは関税手続きの統一など貿易円滑化や農業の一部分野での合意を優先して進める方針。しかし発展途上国と先進国の間には依然として隔たりがある。

 会合を主催したオーストラリアのエマーソン貿易相は「7月末までに隔たりが埋まらなければ、バリ島での閣僚会議で成果を得ることは物理上不可能だ」と述べた。

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