ロシア有名大学長が事実上亡命 強硬派台頭で抑圧強化

 【共同】リベラル派のロシア著名経済学者、セルゲイ・グリエフ・ロシア経済学院学長(41)が刑事事件捜査の対象となり、学長辞職と事実上の亡命に踏み切っていたことが4日までに明らかになった。捜査はプーチン政権の圧力とみられる。

 グリエフ氏はメドベージェフ前大統領(現首相)の顧問を務めた。昨年春のプーチン氏の大統領復帰後、前大統領を支えたリベラル派が退潮し、シロビキと呼ばれる軍・治安機関出身の強硬派の勢力が一段と拡大したことが背景にある。

 政権に近いエリートにも抑圧が及んだことについて政治学者マカルキン氏は、反体制派と関係を持てば「誰も(抑圧から)逃れられなくなった」と指摘した。

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