歴史カードで攻勢 米国と「共闘」も

 【共同】中国共産党序列5位の劉雲山党中央書記局書記が安倍晋三首相の歴史認識を強く批判したのは、「歴史カード」で安倍政権に攻勢を掛け、沖縄県・尖閣諸島をめぐる「領有権争いの存在」を日本側に認めさせる狙いがある。

 首相言動への懸念が米国内にも広まっていることも考慮。中国としては、7、8日の米中首脳会談を前に、第2次大戦の「戦勝国」として米国に「共闘」を促し、日本を揺さぶりたいとの思惑もありそうだ。

 中国は、尖閣問題について「日清戦争の際、日本が盗み取った」として歴史問題と絡める戦術を一貫して取っている。

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