免疫細胞作る能力回復 阪大、老化タンパク質発見
- 2013年6月25日
- 日本発ニュース
【共同】大阪大や東邦大などのチームは25日、リンパ球など免疫細胞や赤血球を生み出す「造血幹細胞」の老化に関わるタンパク質を発見し、このタンパク質をよく働くようにしてリンパ球を作る能力を回復させることにマウスで成功したと発表した。
感染症に対する高齢者の免疫力を高める技術の開発やワクチン接種への応用につながると期待される。チームの横田貴史・大阪大医学部助教は「今後、人での回復能力を調べたい」と話した。
老化やストレスにより、リンパ球を作る造血幹細胞の能力が下がることは分かっていたが、関係する物質は不明だった。
この記事が気に入りましたか?
US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします
最近のニュース速報
-
2024年4月29日 アメリカ発ニュース, ハイテク情報, 米国ビジネス
米商務省、TSMCのアリゾナ工場への投資を提案 〜 米中緊張悪化を背景にチップの国産化に重点
-
ディープフェイク、金融サービス業界をいよいよ標的に 〜 生成人工知能による音声模倣で詐欺急増は必至
-
2024年4月25日 アメリカ発ニュース, 米国ビジネス, 自動車関連
広告嫌いのテスラが一転、積極展開
-
ビットコイン半減は価格にいかに影響するのか 〜 最高値更新から乱高下、次の半減期が目前に
-
2024年4月22日 アメリカ発ニュース, 米国ビジネス, 自動車関連
ボルティモアの橋崩落、輸出・小売業者に影響
-
米国のMBA課程、人工知能分野の教育を積極化 〜 会社で求められる技能に学生側も関心を強める
-
2024年4月18日 アメリカ発ニュース, 米国ビジネス, 自動車関連
テスラ、急速充電網を開放~EV普及の節目となるか
-
2024年4月15日 アメリカ発ニュース, 米国ビジネス, 自動車関連
EV生産コスト、27年にはガソリン車より安く~ガートナーが予想
-
人間の労働力の方が人工知能より安価 〜 MITの研究、雇用機会の大部分は人工知能にまだ奪われないと結論
-
ドローン配送に現実味~運用範囲広がる