iPS、世界初臨床へ 厚労省審査委が承認

 【共同】厚生労働省の審査委員会は26日、人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使って目の網膜を再生する世界初の臨床研究を承認した。国での審査は実質的に終了、上部の部会と厚労相の了承を得て、理化学研究所の高橋政代プロジェクトリーダーらが先端医療センター病院(神戸市)で実施する。対象患者6人の募集が年内にも始まる見込み。

 審査は、移植した細胞が腫瘍になる危険をできるだけ減らす手順を示すことや、移植する細胞の感染検査を工夫することなどを求め、終了した。

 永井良三審査委員長は「十分に時間をかけて審議できた」と述べ、議論を尽くしたことを強調した。上部の科学技術部会は7月中旬に予定されている。

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