7割が同性愛者と友達〜米国のフェイスブック利用者

 ソーシャル・ネットワーキング・サイト(SNS) 最大手フェイスブックの米国人利用者のうち、同性愛者を友人に持つ人は70%に上ることが、同社のアンケート調査で分かった。

 ウォールストリート・ジャーナルによると、フェイスブックの米利用者の約7割に、自分をゲイ、レスビアンまたはバイセクシャルと表示している友達が1人以上いた。ただし、フェイスブックはすべての米国人が使っているわけではなく、今春現在の利用者数は米国とカナダ合わせて1億9500万人。

 また、フェイスブックのつながりはすべてが実生活と同様に親密とは限らず、利用者の中には、友達になりたい相手の性別を自分のプロファイルに表示していない人もいる。さらに、同性愛者と知り合いだからといって、同性婚を支持しているとも限らない。

 最近のピュー・リサーチ・センターの調査でも「ゲイかレスビアンの知人を持っている」という米国人は1993年の61%から87%に増え、49%は「身近な家族や友人に同性愛者がいる」と答えている。

 このほか、12年末のウォールストリート・ジャーナルによる調査では、65%が「同性愛者を知っている」または「一緒に働いている」と答えた。

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