チンパンジー研究を制限 米国立研究所、50頭に

 【共同】米国立衛生研究所(NIH)は26日、チンパンジーを使った医学研究を大幅に制限する方針を発表した。NIHが所管するチンパンジーは数百頭いるが、必要不可欠な研究のために50頭だけを飼育し、残りは国内の保護施設に順次移す。

 学術団体の専門家らが2011年に出した勧告を受け入れた。

 人類に最も近い動物のチンパンジーは感染症や脳科学、生殖医療研究などに有用だが、野生では森林伐採で生息環境が悪化するなどして個体数が激減。実験で健康を損なうこともあり、安易な研究利用に倫理面の問題が指摘されていた。

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