安保理が専門家を近く派遣 北朝鮮船積載の兵器
- 2013年7月19日
- 世界のニュース
【共同】国連安全保障理事会の北朝鮮制裁委員会は、パナマで拿捕された北朝鮮船からキューバの兵器が発見された問題を調査するため、同委で制裁違反行為の調査にあたる専門家パネルのメンバーを近く現地に派遣することを決めた。複数の安保理外交官が18日、共同通信に明らかにした。
日程などをパナマ政府と調整している。外交官らは「数週間以内」としており、今月末から8月初めの間に派遣する見通し。現地調査後、制裁委が会合を開いて協議するという。
専門家パネルは2009年の北朝鮮による2回目の核実験を受けた安保理制裁決議に基づいて設置され、制裁により禁じられている軍事関連物資やぜいたく品の輸出入をはじめとする違反行為を調べ、防止策を検討する。
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