日本の「米国寄り」突出 米中好感度の国際比較
- 2013年7月19日
- 世界のニュース
【共同】好きな国は米国か中国か-。米調査機関ピュー・リサーチ・センターが18日発表した米国と中国に対する好感度調査で、日本が37カ国・地域中、突出して米国寄りとの結果が出た。中国に好感を持っている人の割合が最も低かったことが原因。同センターは領土をめぐる日中の対立が背景にあると分析している。
日本では米国が好きと答えた人が69%だったが、中国が好きとの回答は5%にとどまり、その差は64ポイント。イタリア(48ポイント)や韓国(32ポイント)などを引き離した。
対照的にパキスタンでは中国好きが81%、米国好き11%と、中国が逆に70ポイント差をつけた。中国寄りが鮮明になったのはエジプト(29ポイント)、マレーシア(26ポイント)など。中東やアジアのイスラム諸国でその傾向が強かった。
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