「三菱重工が契約違反」 米社、賠償手続き開始
- 2013年7月19日
- アメリカ発ニュース
【共同】廃炉が決まったカリフォルニア州のサンオノフレ原発を運営する電力会社サザン・カリフォルニア・エジソンは18日、故障して廃炉の原因となった蒸気発生器を製造した三菱重工業に対し、「重大な契約違反」があったとして損害の責任を取るよう求める文書を正式に送付したと発表した。
損害賠償請求に向けた手続き。エジソンは、三菱重工による「設計ミス」があったほか、三菱重工は故障後も、契約で約束した通り速やかに修理することができなかったと主張している。
エジソンは請求額を特定していないが、これまでに蒸気発生器の検査や修理、代替電力確保などで生じた損害は、今年3月末時点で計約5億ドル(約503億円)。
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