ハンセン病なき世界目指す バンコクで国際会議

 【共同】「ハンセン病なき世界」を目指し、患者を抱えるインドやブラジル、インドネシアなど計17カ国の担当閣僚らが出席する「ハンセン病国際サミット」が24日、世界保健機関(WHO)などが主催してバンコクで開かれた。ハンセン病対策への取り組み強化を促す「バンコク宣言」を採択した。

 宣言によると、ハンセン病患者を抱える国や国際社会は、撲滅に向けた取り組みを再確認。目に見える障害がある新規患者数を2020年までに100万人に1人未満とすることなどを目標とする。

 WHOなどによると、ハンセン病は1980年代の治療薬開発によって、これまでに1600万人以上が治癒。人口100万人以上の国で1万人当たりの患者数を1人未満に抑えるとのWHOのハンセン病制圧基準を満たさない国は1990年に89カ国だったが、現在はブラジルだけ。

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