アマゾンの油田開発再開へ エクアドル脱石油基金断念

 【共同】南米の産油国エクアドルのコレア大統領は15日、アマゾン川源流域のヤスニ国立公園内での油田開発を中止する代わりに、森林保全を目指すとして国際社会に呼び掛けてきた信託基金が目標金額に到達しなかったとして、油田開発を再開する方針を明らかにした。今後数週間以内に再開される見通し。 コレア氏は「先進国の理解を得られなかった。(開発は)大統領として下した最も困難な選択の一つだ」と説明した。地元メディアによると、国民の78%が開発に反対しており、発表後、首都キトの大統領府周辺では抗議デモが起きた。 コレア政権は2007年、多様な生態系で知られる同国東部のヤスニ国立公園内にある推定埋蔵量8億5000万バレルの油田開発をやめるのと引き換えに、開発した場合に得られる利益の半額に相当する36億ドル(約3500億円)の拠出を国際社会に要請したが、1330万ドルしか集まらなかったという。

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