100歳までには死にたい〜米国人、極端な長生き望まず

 ナショナル・ジオグラフィックが「This Baby Will Live To Be 120」というセンセーショナルな記事を掲載して話題になっているが、ほとんどの米国人はそんな年まで長生きしたいとは考えていないことが最新調査で分かった。

 ワシントン・ポストによると、ピュー・リサーチセンターが今年3〜4月、国内の成人2012人に「延命技術に助けられて120歳を超えるまで生きたいか、それより前に死にたいか」と尋ねたところ、過半数がそこまで長生きしたくないと答えた。ほとんどは理想的な寿命を79〜100歳と考えており、120歳以上という人は4%にとどまった。

 回答者の多くは、命を延ばすことの副作用がすべて理解されないうちに延命治療が施されている点を懸念している。また、ほとんどの人は「寿命が延びると天然資源に負担がかかる」と考えており、58%は「120歳まで寿命を伸ばすことは基本的に不自然」と考えていた。

 世の中にはごくまれにとても長生きする人がいるが、何がそれを可能にしているのか、それを他人もまねできるのかといった研究はまだ初期段階にある。ナショナル・ジオグラフィックの記事によると、国立研究所が遺伝子的特徴の異なるネズミ41匹を使って食事制限による寿命の違いを調べた実験では、約半分は長生きし、残りは早死にした。

 また、昨年8月に発表された霊長類に関する国立老化研究所(NIA)の長期研究では、カロリー制限した餌を25年間与えたサルの寿命は、普通のサルと変わらなかった。

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