シリアに調査許可を要請 化学兵器疑惑で国連

 【共同】国連の潘基文事務総長は22日、シリアで多数の死者を出した化学兵器使用疑惑を解明するため、同国政府に対し、国連調査団の現場立ち入りを許可するよう求めることを決めた。デルブエイ事務総長副報道官が発表した。

 潘氏は「遅滞なく調査される必要がある」とし、現在シリアで別の化学兵器使用疑惑を調査中の国連調査団が今回の現場で早急に調べるべきだとの考えを示した。カーネ軍縮担当上級代表(事務次長)をシリアに派遣することも決めた。

 既に英国など有志国が潘氏に対し、国連調査団による現場調査の実現を求める書簡を送っている。書簡の署名国はこれまでに日本、米国、フランスなど37に達した。

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