米施設に530万ドル投資〜NOHMsテクノロジー

 NOHMsテクノロジーは、ケンタッキー州レキシントンに、電気自動車のリチウムイオン電池の調査、製造、開発施設を開設するため、530万ドル以上を投資する計画だ。同施設は、最高162名を新規雇用し、ケンタッキー・アーゴン電池製造調査開発センターを使用する。同センターは、ケンタッキー・コモンウェルス、ケンタッキー大学、ルイビル大学、アゴーン・ナショナル研究所のパートナーシップにより運営されている。NOHMはエネルギー技術分野で定評のある同センターからベネフィットを得ることを期待している。 ケンタッキー・アーゴンセンターの専務理事、トニー・ハンコックは「当センターのワールドクラスの設備を使用することで、新技術を試すためのプロトタイプ製造が可能となる。積極的に企業を誘致し、ケンタッキーを新たな電池技術の中心地にしたい」と語る。NOHMsはリチウム硫黄化学をもとに、宇宙船から電気自動車に至るまでの自動車市場向けの電池の開発を手がけてきた。リチウム硫黄電池により、低コストで十分な電気自動車用の発電量を獲得することができるとしている。

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