得意の軽量級でつまずく 日本男子序盤メダルなし

 【共同】レスリングの世界選手権第2日は17日、ブダペストで行われ、メダルを期待された男子フリースタイル60キロ級の前田翔吾(クリナップ)が左脚を故障し、3回戦と敗者復活戦を棄権した。16日には55キロ級の稲葉泰弘(警視庁)が敗者復活戦で左肩を痛めて屈し、得意の軽量級でつまずいた日本男子はフリー6階級を終えた序盤で表彰台なしと苦しいスタートになった。

 27歳の稲葉は2010年大会で銅メダル、26歳の前田は09年大会で5位と力を持っており、不運なけがに泣いた。ともに攻めて得点を取り切れずに反撃に遭って負傷し、前田は「期待を感じていたので申し訳ない」と悔やんだ。男子フリーの高田裕司監督は「もったいなかった。切れのあるタックルが必要」と今後の強化ポイントを挙げた。

 日本男子は18日に74キロ級でロンドン五輪代表の高谷惣亮(ALSOK)が登場し、20日からはグレコローマンスタイル7階級が控える。五輪では1952年ヘルシンキ大会から出場した15大会連続メダル獲得の伝統を誇る競技。20年東京五輪で実施競技存続が決まった直後の大舞台で意地を見せられるか。

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