ヤンキースの42、2人の欠番に リベラ引退で功績たたえる

 【共同】大リーグ、ヤンキースの背番号42が2人の永久欠番になった。1人は人種の壁を破り、黒人初の大リーガーとなったジャッキー・ロビンソン。さらに歴代最多セーブを誇り、今季限りで引退する抑えのリベラだ。

 大リーグ機構は1997年、ロビンソンの背番号42を全球団で欠番とすることを決定。ただし42番を既につけていた選手は継続使用を許され、リベラが現役でただ一人になっていた。同投手の引退と同時に42番はヤンキースでも自動的に永久欠番になるが、球団はその功績をたたえ、リベラの背番号としても欠番にすることを決めた。

 22日の試合前にヤンキースタジアムで行われた引退式典で、永久欠番を示す「42」の新しいプレートが2枚披露された。一つはロビンソンをたたえて作り直されたもの。そしてロビンソンの従来のプレートがあった場所には、ピンストライプの42番が据えられた。

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