政権交代で秘密指定見直し 首相「適否判断あり得る」
- 2013年10月24日
- 日本発ニュース
【共同】安倍晋三首相は24日の参院予算委員会で、機密を漏らした公務員らへの罰則強化を盛り込んだ特定秘密保護法案の特定秘密の指定に関し「政権交代で新しい閣僚が誕生すれば指定状況を確認し、あらためて適否を判断することもあり得る」と述べた。
同法案は、漏えいすると国の安全保障に著しく支障を与える恐れがある情報について、閣僚ら行政機関の長が特定秘密に指定する一方、解除もできると定めている。首相の発言は新政権の判断で解除は可能との認識を示したものだ。
首相は2020年東京五輪開催に合わせて東日本大震災からの復興に取り組む意向も強調。「復興の姿を世界に発信したい。20年は復興においてもターゲットイヤー(目標年)だ」と述べた。福島などの被災地で20年に国際会議を開催することを検討すると説明した。
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