母親はブルガリア人か ギリシャで保護の女児

 【共同】ギリシャ中部ファルサラの少数民族ロマの居住キャンプでこのほど保護された、4歳くらいの金髪の白人女児マリアちゃんについて、母親の可能性があるブルガリア人の女性(35)が見つかった。ギリシャのメディアが24日、ブルガリアからの報道として伝えた。

 ブルガリア警察が、実際に女性がマリアちゃんの生みの親かどうか調べている。女性は2009年1月、夫と出稼ぎに来ていたギリシャ中部の病院でマリアちゃんを出産。経済的に困窮し、帰国費用を捻出するために500レバ(約3万4000円)で、マリアちゃんをロマのキャンプに売ったと説明しているという。

 女性は国際刑事警察機構(ICPO)の情報が端緒となって発見された。マリアちゃんの両親を名乗るロマの男女はDNA鑑定で血縁関係がないことが証明され、警察に未成年者誘拐容疑などで逮捕されている。

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