テスラ車火災で調査開始〜運輸安全当局

 電気自動車(EV)専業テスラのセダン「モデルS」が事故直後に火災を起こす例が1カ月余りの間に3件連続した問題で、運輸省道路交通安全局(NHTSA)は19日、2件について調査を始めると発表した。

 ニューヨーク・タイムズによると、モデルSの出火問題は10月初め以降、6週間に国内の高速道路で2件、メキシコで1件発生し、連邦当局の動きが注目されていた。国内の2件は走行中に路上の障害物と衝突した後に出火、メキシコの1件は高速でコンクリート壁や木にぶつかった後に出火したが、いずれも運転手にけがはなかった。

 一方、テスラは18日、車と路面の隙間をもっと広くする対策を施すとともに、火災による損害も品質保証に含める方針を発表した。

 最初の火災は10月1日、ワシントン州シアトル郊外で発生。この時NHTSAは、車の設計に問題はなく調査は不必要と発表していた。第2のメキシコの1件は同月18日に起きた。3件目の火災は11月6日、テネシー州スマーナで発生、走行中のモデルSが路上にあったけん引部品(ヒッチ)とぶつかった直後に出火した。

 NHTSAは19日出した声明で、「当局は特定のテスラ・モデルSについて、安全上の欠陥があるかどうか確かめるための正式調査を始めた。最近ワシントン、テネシー両州で起きた車両下部と路上障害物の衝突によるバッテリー火災が理由」と説明した。調査で車の設計に欠陥があると判断された場合、当局はメーカーにリコール(回収、無償修理)を命じることができる。調査は1カ月以上かかることもある。

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