英で認知症対策サミット 研究費の大幅増合意へ
- 2013年12月11日
- 世界のニュース
【共同】高齢化に伴う認知症の人の増加を世界共通の課題と捉えて国際的な対策を進めようと、初の「主要国(G8)認知症サミット」が11日、ロンドンで開かれた。2025年までに治療法などを特定することを目指し、各国共同で研究費を大幅に増やすことで合意する見通し。
共同声明には、認知症対策の技術開発や研究を進めるための基金創設を検討する方針も盛り込まれる。
サミットは今年のG8議長国である英国のキャメロン首相が認知症対策の重要性を訴え、開催を決めた。G8各国の閣僚級や製薬会社、研究者、市民団体などのほか、認知症の当事者も参加。日本からは土屋品子厚生労働副大臣らが出席した。
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