マンデラ氏遺体を公開 南ア国民、最後の別れ
- 2013年12月11日
- 世界のニュース
【共同】5日に95歳で死去した南アフリカのマンデラ元大統領の遺体が11日、首都プレトリアのユニオンビルで一般公開された。多くの国民らが詰め掛け、アパルトヘイト(人種隔離)と闘い、南アの民主主義の礎を築いた「国父」に直接、最後の別れを告げた。
会場はマンデラ氏の死去後に特別に設置された。遺体はひつぎの中に安置され、透明のカバー越しに安らかな表情と黒と茶色の襟付きシャツを着た上半身が見えた。
周辺には国民の長い列ができ、対面後に涙を流す人も。早朝から待って対面を果たした黒人女性フランシナ・ゴンバさん(65)は「『父よ、ありがとう』とのメッセージを伝えた。亡くなってからずっと胸が張り裂ける思いだ」と感極まっていた。
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