今年の人にローマ法王 米誌タイム

 【共同】米誌タイムは11日、年末恒例の「パーソン・オブ・ザ・イヤー(今年の人)」に、今年3月、中南米出身で初めてローマ・カトリック教会の指導者に選出されたローマ法王フランシスコを選んだと発表した。

 タイム誌は理由として「この1200年間で初の非ヨーロッパ人の法王」であることを挙げ、同誌編集長は、法王フランシスコが「世界最大の組織の一つである同教会の雰囲気や意識、優先する課題を劇的に変えた」と指摘した。

 ローマ法王庁(バチカン)報道官は11日、「法王は名声や成功を求める人ではないが、もし多くの人がその(平和や正義を求める)メッセージを理解してくれたということであれば喜んでいると思う」と歓迎するコメントを発表した。

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