カラシニコフ氏が重体に 世界的な自動小銃設計者

 【共同】世界的に有名なカラシニコフ自動小銃を設計したミハイル・カラシニコフ氏(94)が重体になったと、ロシア主要メディアが16日報じた。胃の出血のため11月17日から同国中部ウドムルト共和国イジェフスクの病院で治療を受けている。

 共和国保健当局者は同氏の容体について「安定しているが重体」と述べた。

 カラシニコフ氏は1945-47年に自動小銃開発コンテストに参加し、カラシニコフ自動小銃の初期モデル、AK47を設計。49年にソ連軍に採用され、その後、旧東側諸国やアフリカの紛争地など世界中に広がった。

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