ハメネイ師が米国に警告 核協議で「敵意明らかに」

 【共同】イランの最高指導者ハメネイ師は9日、首都テヘランで演説し、同国の核問題をめぐる協議で「イランやイラン国民、イスラム諸国などに対する米国の敵意が明らかになった」と主張した。イランのメディアが伝えた。

 欧米など6カ国とイランは昨年11月、核問題の段階的解決を進めることで合意したが、その後、合意内容の履行方法をめぐり、米国とイランの間で意見の隔たりが表面化。履行の開始時期はまだ決まっていない。

 ハメネイ師は「米国は経済制裁が奏功し、イランを核協議に引きずり出したと考えているようだが、誤りだ」と指摘。発言には、隔たり解消に向けて米国が歩み寄りを示さなければ、イランが核問題でかつての強硬姿勢に逆戻りする可能性があると警告する狙いがあるとみられる。

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