ジャンプ高梨が通算15勝目 W杯札幌大会最終日

 【共同】ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子札幌大会最終日は12日、札幌市宮の森(HS100メートル、K点90メートル)で個人第7戦が行われ、ソチ冬季五輪代表で17歳の高梨沙羅(クラレ)が合計237.1点で今季6勝目をマークし、通算で女子最多記録を更新する15勝目を挙げた。男子を含むジャンプの日本勢では船木和喜(フィット)と並んで歴代2位の勝利数となった。

 高梨は1回目に最長不倒の97メートルで大きくリードし、2回目も91メートルにまとめた。コリーヌ・マテル(フランス)が90メートル、91メートルの2位で、イリーナ・アバクモワ(ロシア)が3位だった。

 伊藤有希(土屋ホーム)は1回目に90.5メートルで2位につけたが、2回目は81メートルにとどまり8位で、初の表彰台はならなかった。渡瀬あゆみ(アインファーマシーズ)は今季最高の12位に入った。

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