マンデラ像の耳にウサギ 南ア政府、除去を命令

 【共同】昨年12月に南アフリカの首都プレトリアで披露された故マンデラ元大統領の巨大な銅像の耳の穴に、ウサギの像が隠されていたことが分かり、政府は23日までに制作者側に取り除くよう命じた。南ア通信などが伝えた。

 制作者たちは、銅像への自分たちの署名を認められなかったためウサギの像を追加したなどと釈明し、謝罪した。ウサギは地元のアフリカーンス語で「急ぎ」の意味があり、銅像制作に与えられた時間のなさも表したかったという。

 銅像は高さ9メートルで、南ア国内外にあるマンデラ氏像の中で最大。マンデラ氏死去後の昨年12月16日、大統領府などが入るプレトリアのユニオンビルの庭園で披露された。

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