農薬混入、契約社員を逮捕 アクリ冷凍食品事件

 【共同】マルハニチロホールディングスの子会社アクリフーズの群馬工場(群馬県大泉町)で製造した冷凍食品から農薬「マラチオン」が検出された事件で、群馬県警は25日、偽計業務妨害の疑いで、大泉町古氷298の6、工場契約社員の阿部利樹容疑者(49)を逮捕した。「覚えていない」と否認しているという。

 発覚から約1カ月。厚生労働省のまとめでは、全国で2800人以上の健康被害が疑われている。「食の不安」を引き起こした事件は、大きく動きだした。県警は動機や混入方法を詳しく調べる。

 逮捕容疑は、昨年10月3〜7日ごろ、群馬工場内で4回、ピザとチキンナゲット、コロッケ2種類の計4商品にマラチオンを混入し、業務を妨害した疑い。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  2. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  3. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  4. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
  5. アメリカ在住者で子どもがいる方なら「イマージョンプログラム」という言葉を聞いたことがあるか...
  6. 2024年2月9日

    劣化する命、育つ命
    フローレンス 誰もが年を取る。アンチエイジングに積極的に取り組まれている方はそれなりの成果が...
  7. 長さ8キロ、幅1キロの面積を持つミグアシャ国立公園は、脊椎動物の化石が埋まった岩層を保護するために...
  8. 本稿は、特に日系企業で1年を通して米国に滞在する駐在員が連邦税務申告書「Form 1040...
ページ上部へ戻る