アルカイダ系幹部を拘束 レバノンの爆弾テロ関与か

 【共同】レバノンの治安当局は21日までに、首都ベイルートのイラン大使館前で昨年11月に起きた爆弾テロに関与した疑いがあるとして、犯行声明を出した国際テロ組織アルカイダの関連組織「アブドラ・アッザム旅団」幹部のアブアルハ容疑者を拘束した。地元メディアが報じた。

 拘束は今月15日。同旅団は、ベイルートで少なくとも8人が死亡した19日の自爆テロでも犯行声明を出した。保健当局はこのテロでの死者を当初4人としていた。

 昨年11月の爆弾テロでは、イラン大使館員1人を含む少なくとも23人が死亡。レバノン当局は12月に同旅団のマジド指導者を拘束したが、今年1月に腎不全で死亡した。

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