予算案が衆院通過 順調政権、迫る難関 消費増税・原発で逆風も

 【共同】2014年度予算案が28日、衆院を通過し年度内成立が確定した。実質審議日数14日間のスピード通過で、野党には無力感すら漂う。安倍晋三首相にとっては順調な政権運営だが、難関も迫っている。4月の消費税増税で景気の腰折れを回避できるのか。原発再稼働に国民の理解を得られるのか。対応を誤れば逆風になりかねない。

 「来週から参院審議に移る。さらに身を引き締め、丁寧に誠実に対応したい」。予算案の衆院通過を受け、首相は官邸で記者団に話した。慎重な口ぶりながら、年度内成立確定に安堵しているのは間違いない。しかし問題は、これからだ。

 首相が予算案の衆院通過を急いだのは、4月1日の消費税率8%への引き上げに備え、少しでも時間的余裕を持って対応に万全を期したいとの狙いがある。増税後の消費の反動減を抑えるため、既に成立した13年度補正予算を活用する考えだ。

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