6月末までの全廃困難か シリア化学兵器で米

 【共同】米国務省のサキ報道官は7日の記者会見で、シリア化学兵器を6月末までに全廃する目標の実現が、シリア国外への搬出が遅れている影響で困難になりつつあるとの見解を表明した。

 化学物質の国外搬出を担うシリア政府側に「行動の欠如があり、期限内の廃棄を危うくなっている」と指摘、アサド政権の姿勢を批判した。ただ、期限内の全廃努力は続ける考えを強調した。

 昨年の米ロ合意に基づく廃棄計画は、サリンの原料など危険性の高い化学物質は昨年末まで、残りの物質も今年2月5日までに国外に搬出する目標を定めたが、いずれの期限も守られなかった。

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