アップル、英ノーヴォリースを買収 〜 音声認識技術の開発競争、再燃か
- 2014年4月7日
- ハイテク情報
アップル(Apple)は、音声認識技術新興企業のノーヴォリース・テクノロジーズ(Novauris Technologies)を買収した。
同買収は、マイクロソフト(Microsoft)が音声認識型パーソナル・アシスタンス機能のコルタナ(Cortana)をウィンドウズ8.1に搭載する計画を発表した直後に明らかにされたもの。
アップルはiOSに音声認識機能のシリ(Siri)を組み込み、グーグル(Google)も類似機能のグーグル・ナウを展開している。
マイクロソフトによるコルタナ発表と、アップルのノーヴォリース(英国拠点)買収によって、それら3社による音声認識技術の開発競争が改めて激化したと言え、今後の携帯機器やインターネット・サービスにおいて音声認識機能が重要な役割を果たすようになることを予想させる。
ウォール・ストリート・ジャーナルによると、ノーヴォリースの技術は、巨大なデータベースで音声認識による検索を可能にするもので、たとえば、車載ITおよび娯楽システムやナビゲーション・システムに応用されることで利便性を一気に高められると期待される。
アップルによるノーヴォリース買収に関する合意内容は公表されていない。
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