難題めぐり集中議論 核問題でイランと欧米

 【共同】欧米など6カ国とイランは8日、ウィーンでイラン核問題の包括解決に向けた協議を行った。交渉期限の7月20日までの合意を目指し、プルトニウム製造が懸念されるイラン西部アラクの実験用重水炉や、ウラン濃縮に使う新型遠心分離機の取り扱いなど、双方に隔たりが残る難題を2日間の協議で集中的に議論する。

 昨年11月、双方が核問題解決に向けた第1段階の措置(共同行動計画)で合意した後、3回目の協議。イランからはザリフ外相、6カ国側は調整役の欧州連合(EU)のアシュトン外交安全保障上級代表らが出席。

 イランと米国は、最終合意文書の草案づくりを5月に始める考えを表明しているが、米政府高官は4日、合意のためには「イランはいくつかの重大な選択をしなければならない」と主張。ザリフ氏は7日、イランのメディアに「議論は今回で終え、その後は草案づくりに入る」と述べた。

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