核開発監視受け入れも イラン「隠すものない」

 【共同】イラン核問題の包括解決に向けた欧米など6カ国とイランの協議で、イランのアラグチ外務次官は8日、核開発活動の監視について「隠すものはない」として、条件付きで受け入れる姿勢を示した。初日の協議終了後、記者団に語った。

 アラグチ氏は具体的な施設名には言及せず、核兵器用の高性能爆薬の実験をした疑いがあるパルチン軍事施設を含むのかなどは不明。監視体制については「法的で論理的なものでなければならず、間違った利用は許されない」と条件を付けた。

 イランはこれまで、国際原子力機関(IAEA)が自国の核技術者と面会することを拒否しており、敵対するイスラエルに情報が伝わることなどを警戒しているとみられている。

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