トヨタが大量リコール 国内外で639万台
- 2014年4月9日
- 世界のニュース
【共同】トヨタ自動車は9日、13車種計約108万5000台のリコール(無料の回収・修理)を国土交通省に届けた。輸出や海外生産分を合わせたリコール対象は、27車種の計639万台程度となる見通し。
国交省によると、リコール13車種のうち、乗用車のヴィッツ、ラクティスなど4車種91万9684台(2005年1月〜10年8月生産)は、運転座席の位置を前後に調整するスライドのばねが強度不足で破損し、走行中に座席が動く恐れなどがある。14年2月までに333件のトラブルが起きたが、事故の報告はない。
このラクティスを含めポルテなど7車種1万9151台(12年3月〜13年8月生産)は、エンジンを始動させるモーターが電気系統の不具合で回転し続け出火する恐れがある。エンジンルームが焼けたり全焼したりした事故が14年2月、長野県飯田市と岡山県津山市で起きた。
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