将来の水のため湿地管理を ラムサール条約事務局長

 【共同】国際的に重要な湿地の保全を目指すラムサール条約のクリストファー・ブリッグス事務局長が就任後初めて来日し、10日、東京都新宿区で開かれたシンポジウムで「この40年で世界の湿地の約40%が失われた。将来的に水を使うためには、湿地を管理していかなければならない」と語った。

 シンポジウムは条約事務局などが主催。約130人が出席した。

 ブリッグス事務局長は、条約は登録湿地の状況を定期的に報告するよう締結国に求めているが、15年以上何の報告もない事例があると指摘。「状況が悪化していないのか、チェックする機関が必要だ」とも述べた。

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