米、北朝鮮の動き注視　「特別な情報ない」

　【共同】カーニー大統領報道官は21日の記者会見で、北朝鮮の核実験場周辺で不審な動きが報じられたことについて「特別な情報は持っていない」とした上で「この種の動きはわれわれも注視している」と述べ、監視を続ける考えを強調した。

　報道官は「北朝鮮の挑発行為のパターンをわれわれは知っている。残念なことだが、長年にわたり一貫している」としながらも、今回の報道に関する情報は持ち合わせていないと述べた。

　聯合ニュースは21日、韓国政府筋の話として、北朝鮮豊渓里の核実験場周辺で、車の往来が活発化するなどの特異な動きが出ていると伝えた。「新たな形態の核実験も排除しない」としている北朝鮮が、オバマ米大統領の日韓訪問に合わせ、核実験を行うのではないかとの見方も出ている。

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