欧州監視団、親ロシア派と会談 ウクライナ東部

 【共同】ウクライナの緊張緩和措置の履行を監視する欧州安保協力機構(OSCE)の特別監視団は22日、東部ドネツクで庁舎占拠を続ける親ロシア派の代表らと会談し、対話を通じた事態打開の必要性について話し合った。

 監視団の幹部は会談後、記者団に「建設的な内容だった」と語ったが、具体的な内容については言及を避けた。出席した親ロシア派の幹部は庁舎から退去するつもりはないとあらためて表明した。

 米国やロシアなど4者が17日に合意したジュネーブ声明は、武装集団の武装解除や違法に占拠された建物の明け渡しを求めている。

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