アップル地図担当、退社へ 誤表示で引責か

 【共同】アップルは29日、携帯端末向け基本ソフト(OS)「iOS」や地図ソフトの責任者スコット・フォーストール上級副社長が来年退社すると発表した。

 理由には触れていないが、独自開発に切り替え、9月発売のスマートフォン(多機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)5」に搭載した地図ソフトで誤表示が頻発したことを受けた引責の可能性がある。誤表示は、ティム・クック最高経営責任者(CEO)が謝罪する事態に発展していた。

 配信サイト「アイチューンズ・ストア」などインターネット関連ソフトを担当するエディー・キュー上級副社長が地図ソフトも受け持つ。直営店「アップルストア」の担当幹部も辞める。

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