加州干ばつで青果値上がりへ〜今後数カ月で6%と農務省

 農務省は6月の月例報告書で、カリフォルニア州で続く干ばつの影響で今後数カ月、果物や野菜の価格が6%程度値上がりするとの見通しを示した。

 ロサンゼルス・タイムズによると、アリゾナ州立大モリソン農業関連産業大学院のティモシー・リチャーズ教授は、「アボカドやベリー類、ブロッコリー、ブドウ、レタス、メロン、トマト、ピーマン、野菜サラダパックの値上がりが激しいだろう」と話している。

 農務省報告書は、カリフォルニアの干ばつで今後数年は食料のインフレが歴史的な高水準で進むだろうと予想した。今のところ、2014年の食料価格全体の値上がり幅が前年比3.5%増との当初予測を変えていないが、肉や乳製品、青果の価格が跳ね上がると警告している。

 カリフォルニアは、国内産果物・野菜の半数に加え、ブロッコリーやトマト、アーティチョークといった価値の高い作物の大半を生産する。しかし、干ばつで水のコストが上昇し、現在約50万平方フィートの農地が休耕状態。特定の食物が高騰している。

 農務省の経済学者アンマリー・カーンズ氏は、「干ばつの直接的な影響として、レタスの値上がりが最も激しい。国内産レタスのほぼ70%はカリフォルニアで生産されている」と話した。

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