フィリップス、LED部品事業をスピンオフ
- 2014年7月2日
- 米国ビジネス
オランダに本社を置く照明機器の世界最大手ロイヤル・フィリップスは1日までに、成長著しい発光ダイオード(LED)照明部品部門をスピンオフ(分離・独立)させると発表した。
AP通信によると、多彩な製品へのLEDの採用が進む中で、新会社として顧客を開拓するのが狙い。スピンオフは2015年初頭に完了する予定。新会社の最高経営責任者(CEO)は、引き続きフィリップス取締役のピエール・イブ・ルセシェール氏が務める。
LED市場は急成長しており、13年はフィリップスやゼネラル・エレクトリック(GE)、クリー(Cree)、シーメンスからスピンオフした独オスラム(Osram)などの照明メーカーが軒並み前年比で2桁以上、売り上げを伸ばした。自動車大手を顧客に持つフィリップスのLED部品事業の13年売上高は19億1000万ドル。
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