延長でも難航必至 イラン核協議、対立深刻

 【共同】イラン核問題の包括解決を目指す欧米など6カ国とイランの交渉は、交渉期限の20日を目前に控え、期限延長の公算が高まっている。水面下では既に延長の方法について意見交換が始まったもようだが、双方の対立は深刻で、延長しても難航は必至。最終合意が必ずしも見通せないのが現状だ。

 イラン側は原発への燃料供給を理由に、ウラン濃縮能力を現在の約10倍に高めたい考えだが、潜在的な核の脅威を懸念する欧米側は大幅削減を求め、平行線をたどっている。また、早期の全制裁解除を訴えるイランに対し、欧米側はイランの出方をみながら長期間での段階的な解除を狙う。イラン側によると、欧米には完全な解除でなく一時的な停止にとどめようとする動きも出ている。

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