日本人初、熱気球世界一に ブラジルで栃木の藤田さん
- 2014年7月30日
- 世界のニュース
【共同】ブラジル・サンパウロ州リオクラロで7月に行われた熱気球世界選手権で、栃木県在住の藤田雄大さん(27)が優勝したことが29日までに分かった。日本気球連盟のウェブサイトによると、日本人の優勝は初めて。
地元メディアなどによると、藤田さんは表彰式で「小さいころからの夢がかなった」と喜びを語った。藤田さんは熱気球界で「世界のフジタ」と呼ばれた父親の昌彦さんと幼少期から大会を転戦。18歳でライセンスを取得し、日本ランキング1位、世界ランキング4位に上り詰めていた。
熱気球世界選手権は2年ごとに行われており、今回が21回目。飛行技術の正確さを争った競技は20〜26日に行われ、南米では初めての開催だった。日本の5機を含む22カ国の58機が参加した。
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