iPSの仕組み、一端解明 京大、ウイルス物質が鍵

 【共同】これまでの進化の過程で人の遺伝子に組み込まれたウイルス由来の物質が、人の体細胞から人工多能性幹細胞(iPS細胞)ができる際に重要な役割を果たしていることを京都大iPS細胞研究所のチームが突き止め、4日付の米科学アカデミー紀要電子版に発表した。

 物質は「HERV-H」と呼ばれ、もともとはウイルスの遺伝子の一部。人が進化する中で変化し、今は遺伝子として機能していない。

 チームは、構造的にこの物質の両端にあるLTR7という部位に注目。iPS細胞を作る際、この部位が活動しないようにすると、HERV-Hの働きも弱まったままになり、iPS細胞の作製効率が通常の2割以下に下がったため、チームはHERV-Hが重要な役割を持つとみている。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
STS Career

注目の記事

  1. 植民地から合衆国建国へ 18世紀半ば、現在のアメリカ東海岸にはイギリスの支配下にある...
  2. 2025年12月1日

    就職&雇用ガイド2025
    監修 STS Career https://usfl.com/author/stscar...
  3. 2025年10月8日

    美しく生きる
    菊の花 ノートルダム清心学園元理事長である渡辺和子さんの言葉に、「どんな場所でも、美しく生...
  4. 2025年10月6日

    Japanese Sake
    日本の「伝統的酒造り」とは 2024年12月、ユネスコ政府間委員会第19回会合で、日...
  5. アメリカの医療・保険制度 アメリカの医療・保険制度は日本と大きく異なり、制度...
  6. 2025年6月4日

    ユーチューバー
    飛行機から見下ろしたテムズ川 誰でもギルティプレジャーがあるだろう。何か難しいこと、面倒なこ...
  7.        ジャズとグルメの町 ニューオーリンズ ルイジアナ州 ...
  8. 環境編 子どもが生きいきと暮らす海外生活のために 両親の海外駐在に伴って日本...
ページ上部へ戻る