ホームディーポでも情報流出?〜可能性を調査中と同社

 住宅改装用品小売り大手のホーム・ディーポ(本社ジョージア州)は2日、客のクレジットおよびデビット・カードの情報が盗まれ、オンラインで売られているとの報道を受け、捜査当局や関係銀行と合同で調査していることを明らかにした。

 ニューヨーク・タイムズによると、セキュリティ関連の記者ブライアン・クレブス氏は、ホーム・ディーポから大量の情報が流出していると多数の銀行が指摘していることを独自で報道し、同社が対応に乗り出した。

 情報流出が確認されれば、昨年後半のターゲット、ニーマン・マーカス、マイケルズに始まり、最近ではユナイテッド・パーセルズ・サービス(UPS)が標的になった小売店・サービス業大手のハッキング被害の最新例となる。

 クレブス氏の報道によると、ホーム・ディーポの顧客データ侵害は早くてことし5月に始まっていた可能性があり、昨年11月に始まって12月に当局に通報したターゲットより被害が大きいことも考えられる。ターゲットの被害は顧客4000万人分のクレジットおよびデビット・カード番号とeメールアドレス、住所などの個人情報だった。

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