ホーム・ディーポ、顧客情報の流出認める

 住宅改装用品小売り大手ホーム・ディーポは8日、同社の決済システムから顧客データが流出したことを認める声明を出した。米国やカナダの店舗でデビットおよびクレジット・カード決済をした人に影響が及んだ可能性があるという。

 ロイター通信によると、それでも同社は、カード番号など顧客の個人を特定する番号(PIN)が流出した形跡は見つかっていないと述べた。

 セキュリティ・ウェブサイトのクレブスオンセキュリティ(KrebsonSecurity)が3日、最初に伝えたホーム・ディーポの情報流出問題は、今年4月に始まり、同社の国内店舗2200店すべてに及んでいる可能性がある。同社は、取引銀行や取り締まり当局から指摘を受けた先週、4月以降の情報漏れの調査を始めたと表明した。

 フランク・ブレイク会長兼最高経営責任者(CEO)は「当社は顧客に、情報の流出が確かにあったと認められる十分な証拠を得たことを伝える責任がある」と述べた。

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