物質増減、体内時計リズム ES細胞使い京都府立医大

 【共同】「ピリオド」というタンパク質が周期的に増減を繰り返すことで、約24時間周期で生体機能を生み出す「体内時計」のリズムを生み出していることを京都府立医大の八木田和弘教授(生理学)のチームがマウスの胚性幹細胞(ES細胞)を使って解明し、10日付の米科学アカデミー紀要電子版に発表した。

 体内時計は、受精卵がさまざまな細胞に変化する過程で個々の細胞に備わることが知られるが、どのような仕組みで働いているのかは未解明。

 八木田教授は「体内時計はがんの発生と関連があるとされ、その関係性を明らかにできる可能性がある」と話す。将来は、生活リズムが乱れ、心身に影響が出た子どもを改善させる研究にも役立つ可能性があるという。

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