エアバス最新鋭機お目見え 日航、19年から導入
- 2014年11月20日
- 日本発ニュース
【共同】日航が導入するエアバスの最新鋭機A350が日本に初めて飛来し、20日、羽田空港で内覧会が開かれた。日航は56機を購入し、2019年以降、主力大型機ボーイング777の後継機として国際線を中心に運航する。同社がエアバス機を導入するのは、経営統合前の旧日本エアシステムを除いて初めて。
羽田に飛来したA350―900は全長66・9メートル。航続距離は約1万5千キロで、日本から米国の東海岸や欧州各都市をカバーできる。機体の53%に複合素材を使って軽量化し、ライバル機のボーイング787より燃費効率が良いという。標準座席数は315席。
20日は内覧会に先立ち、報道機関などを対象に約1時間のデモ飛行を実施。湿度を高く保てるため機内が乾燥せず、客席幅は約45センチとゆったりしている。頭上の手荷物棚や座席下のスペースも従来の飛行機と比べて広くなっている。
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