反発の裏で党内対立 共和党、移民改革めぐり

 【共同】共和党は20日、オバマ大統領が自らの権限で実行すると発表した移民制度改革に強く反発、米政治がさらに停滞する懸念が強まってきた。ただ党内では戦術面での対立が顕在化し、一枚岩ではない。移民制度は次期大統領選でも、共和党候補に難しい判断を迫るテーマとなる。

 共和党のベイナー下院議長は、大統領が独断行動に走ったと指摘し「民主主義とは言えない」と批判した。来年1月発足の新議会で上下両院の主導権を握る共和党は、対抗策を模索している。

 同党の批判は「不法移民の恩赦」への反対が出発点だ。しかし現在の力点は改革の内容よりも、大統領が共和党との協議を放棄し、権限を乱用したとの主張に置かれている。

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